町の設定トカ、こまごましたモノを。
何か説明して欲しいコトあったら教えてクダサイ。

通貨


天衣詩抄の世界では"シェケル"が通貨単位になります。

普段"シェケル"と呼ばれるのは銀貨で、他にも
銅シェケル（銀シェケルの１２分の１）、
金シェケル（銀シェケル１２枚分）があります。

金貨などを大量に持ち歩くのは大変なので、
ある程度お金が溜まったら宝石を買ったり銀行に預けたりしているヒトもいます。
ちなみに銀行といっても、預けても利子はつきません。手数料取られます。


この世界の"シェケル"と日本の"円"を比較してみると、
だいたい、１シェケル１０００円くらいです。

今「高い！」と思ったヒトは冒険者のお店を覗いてみてください。
だいたい妥当な価値だと思えるでしょう。（たぶん）

冒険者を志す人たちは、だいたい１００シェケル（１０万円程度）
を持って装備を揃えに行くそうです。


ちなみに冒険者などは、一回の仕事でもらえる金額が大きいために
若干金銭感覚がおおざっぱな人が多いです。
宵越しのお金は持たないヒトとかね。

物価（？）


いくらくらいでどんな生活ができるのか、など。

以下に月収と暮らし向きを書いてみます。


30シェケル
　駆け出しの吟遊詩人並み。誰かに養ってもらわないととても生きていけません。
　（週2日のアルバイト）

60シェケル
　貧乏魔導学生並み。まだ誰かに養ってもらわないと食べていけません。
　（週4回のアルバイト）

90シェケル
　野郎ひとりが都市でまあなんとか食べていけるくらいです。
　（牛乳配達、お店番）

120シェケル
　一人暮らしならマトモな生活ができます。
　（魔導学校の先生の初任給）

180シェケル
　農村でなら一家3人が食べていくのに困りません。
　都市で一家3人が食べていくとしたら、多分慎ましやかな生活になります。
　（小規模の酪農家）

240シェケル
　都市の中流核家族並み。農村でなら一家5人が暮らせます。
　（商店主、漁師）

360シェケル
　都市の核家族ならばそこそこ裕福です。農村ならばかなり裕福な部類に入ります。
　（魔導学校の先生、ちいさな村の村長）



冒険者をやっていれば、一度の冒険で何百、又は何千シェケルと
貰うことも多いでしょうから、装備を整えたりと何かと出費も多いでしょうが
上手くいけば比較的裕福な暮らしができるかもしれませんね。