◇ 『生まれ』 とは ◇ 個人が持って生まれた技能、特性のこと。 種族もこれに含まれます。 以下の中から好きなものをひとつ、取得してください。 |
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◇ 生まれ : 種族編 ◇ 《 エルフ 》 天衣詩抄の世界におけるエルフは、耳が長く、一般に背が人間よりやや低く (背の高いエルフもいます)、細身で童顔という容姿をしています。 能力的には人間より若干頭がよい者が多く、 人間より若干体が弱い者が多い程度で、ほとんど人間と変わりません。 普通エルフは森の奥や山の中にエルフだけの集落を作り隠れて暮らしています。 従って性格はかなりおっとりとしたエルフが多いでしょう…… もちろんたまには変な奴もいますが(^^; また、人間に対しては比較的友好的です。 魅力度が15以下だった場合、自動的に16となります。 インフラビジョン(赤外線暗視)が使えます。 麻痺毒と石化が効きません。成人したら老化せず、人間の十倍程度長生きです。 《 エンシェントエルフ 》 彼らは遙か遠くの大陸の、 そのまた更に高い山の上に古くから住んでいたエルフ達の末裔です。 現在もその多くはこの僻地の山の上に住んでいますが、 ごく希に町で暮らしたり冒険者になったりする者もいます。 見た目は羽根耳であることを除けばエルフとほぼ同じです。 (この世界のエルフは元々は羽根耳だったようです・・・) ただし、山奥に住んでいたため輪を掛けてのんびりしています。 魅力度は16以上、インフラビジョン、麻痺・毒・石化が無効と、 能力的にもエルフと全く同等です。 加えて彼らは代々受け継いできた豊富な薬草知識を持つため、 優秀なハーブドクターでもあります。 ただし、人間と同じくらいの寿命しか持たず、 彼らは時に「神に忘られたエルフ」とすら呼ばれます。 《ダークエルフ》 ダークエルフは容姿・能力的に、肌が褐色である事を除けば、 エルフとほとんど変わりません。 一般にハサタン、あるいはアルコーンが極端に高い様です。 魅力度が15以下だった場合、自動的に16となります。 インフラビジョン(赤外線暗視)が使えます。 麻痺毒が効きません。成人したら老化せず、人間の十倍程度長生きです。 選択したクラスに関わらずディスインテグレイトとリインテグレイトが使え、 成功判定にはクラスレベルを加算できます。 《 ドワーフ 》 ドワーフは背が低く筋肉質ですす。一般にヒゲや体毛は濃く、声は低いのが普通です。 顔は大きいです。ついでに黒目がちで大きな目をもつドワーフが多いです。 能力的には、知力度が人間よりも若干高い者が多く、 また普通は筋力度と器用度がかなり高くなります。敏捷度は低いのが普通です。 普通ドワーフは山の中でドワーフだけの集落をつくって、 鉱夫や銀細工師などをしながら暮らしています。 非常に陽気な社交家で、人間との交流も積極的に行います。 筋力度が15以下だった場合、自動的と16となります。 器用度が12以下だった場合、自動的に13となります。 インフラビジョン(赤外線暗視)が使えます。 50歳前後から老化せず、人間の十倍程度長生きです。 《ハーフリング(グラスランナー)》 ハーフリングはグラスランナーとも呼ばれます。 少し背の低い子供の様な姿をしていて、耳がエルフの様に若干尖ってます。 能力的には敏捷度がかなり高いくらいで、ほかは様々です。 だいたいエルフと同じような暮らしをしていますが、 エルフよりもはるかに社交的で、ドワーフよりも更に陽気…… というか、ガキみたいな性格をしています(笑) また、街の中に孤児として隠れ住んでいるハーフリングも結構います。 敏捷度が15以下だった場合、自動的に16になります。 インフラビジョンは使えませんが、かなり夜目は利きます。 10〜15歳程度から老化せず、人間の10倍程度長生きです。 《フェアリー》 その姿はおよそ「羽根の生えた人形」といった感じです。 羽根の種類は様々ですが、一般に蝶の羽根やトンボの羽根が多いようです。 能力的には、筋力度がかなり低く敏捷度が高い、といったところです。 フェアリーは鳥たちの様に木々や洞窟に巣を作り暮らしているのがほとんどで、 一部人間に養われています。 筋力度は自動的に3になります。 敏捷度が15以下だった場合、自動的に16になります。空を飛べます。 一般に短命で、20年程度で成人するとやがて死んでしまいますが、 時々何千年経ってもいっこうに死なないしぶといフェアリーも生まれます。 この場合成人してから老化はしません。 《ニンフ(スピリット)》 ニンフはスピリットと呼ばれることもあります。 姿は人間とほとんど変わりませんが、魅力度は一般にかなり高いです。 (特異背景としてニンフを選んだ場合、自動的に魅力度は18になります。) ただし、MUやバードとして魔導を獲得する場合には、 自分の属性にあった魔導、もしくは無属性の魔導を獲得しなければならない、 という制限がつくことに注意してください。 成人したら老化せず、寿命はあるのかないのか、とても長生きです。 ・サラマンダー(火の精霊) 属性は火になります。 火や熱に強く、普通の炎で火傷することはほとんどありません。 また、火炎化の魔導の様に自分の体を炎に変えることもできます。 ・ナイアード(淡水の精霊) 属性は水になります。 水中でも呼吸ができます。淡水に住む生き物と会話する事もできます。 また、液体化の魔導の様に自分の体を液体化することも出来ます。 ・オレアード(山の精霊) 属性は大地になります。 山の天候を事前に予知することができます。 穴を掘るなど大地を自由に操ることもできます。 ・ドライアード(樹木の精霊) 属性は大地になります。 植物と会話することができます。 水から木になって何百年も老化せずに眠りつづけることができます。 ・ネイレイド(海の精霊) 属性は水になります。 水の中で呼吸することができます。海洋の生き物と話すことができます。 液体化の魔導の様に自分の体を液体化することができます。 人魚にもなることができます。 ・シルヴァーン(森の精霊) 属性は大地になります。 森の中ですぐに方角がわかります。 植物や森の生き物と会話することもできます。 ・シルフ(風の精霊) 属性は風になります。 ガス化の魔導の様に自分の体をガスに変えることができます。 言葉を遠くに飛ばすことができます。空を自由に飛ぶことができます。 《グレゴリ(オーガ)》 グレゴリは異象の巨人で、かつては人間たちには「オーガ」として恐れられました。 (巨人といっても実際には2m前後ですが。) また、普通は角を持っています。(角は長いものから短いものまで様々ですが、 地域によっては人間から恐れられることになります。) 人間同様に軍隊にグレゴリが所属できる国も結構存在します。 ファイターとしてはかなり有能です。 筋力度は自動的に18になります。ファイタークラスを選択しなければなりません。 毒、麻痺、石化、デスレイ攻撃が効きません。(魔導によるものは効きます) 寿命で死ぬことはありません。 《セイレーン》 天衣詩抄におけるセイレーンは、自らの意思により人間化したり、 体の一部を変化させたりすることができます。 また、リシャール・ド・フールニヴァルに従い2種類のセイレーンを採用します。 ちなみに鳥人型のセイレーンと人魚型セイレーンの人口比は2:1です。 ・鳥人型のセイレーン このタイプのセイレーンは、普段は人間として生活していますが、 自分の意思により自らの体を半人半鳥の姿に変えて自由に空を飛ぶことができます。 クラスに関わらず詩歌を獲得します(この詩歌には催眠効果もあります)。 鳥人化した場合、敏捷度が15以下なら空中で敏捷度16となります。 ・人魚型のセイレーン このタイプのセイレーンも、普段は人間として生活していますが、 自分の意思により自らの体を半人半魚の姿に変えて自由に泳ぎ回ることができます。 クラスに関わらず詩歌を獲得します(この詩歌には催眠効果もあります)。 人魚化した場合、水中では敏捷度18になります。 《 リザードマン 》 この世界の人間はある種のほ乳類から猿人を経て 今の姿まで進化したと考えられています。 しかしこの世界のある大陸には 我々人間とは全く異なる進化を遂げた人類も存在します。 それがリザードマンです。 リザードマンは太古に人間達の移入を免れた大陸で は虫類が独自の進化を遂げた人類です。 「トカゲ男」という呼び名から頭が良くないと思われがちですが 実際は人間並みの知性と文明、そして文化的な生活を持ちます。 (※有名な魔導師の中にはリザードマンも多数存在します) またその姿から凶暴であると勘違いされることもありますが、 一般に性格は穏和で、文明国では人間並みの扱いを受けるのが普通です。 ただし、寒くなると眠くなるあたりは所詮トカゲです。 温暖な地方に住むリザードマンの寿命は人間とほぼ同じですが、 寒冷な地方に住むリザードマンの寿命は100歳程度かそれ以上です。 (冬眠している間は通常よりゆっくりと歳をとるからです。) 体の色はグリーンやピンクなど好きな色を選べます。 声帯や耳の構造が人間とは若干異なるため言葉がややカタコトです。 普通は左利きです。 筋力度が12以下だった場合、自動的に13となります。 敏捷度が12以下だった場合、自動的に13となります。 防御時に防護点の判定ダイスを1個プラスできます。 (※ダイスによる防護点判定が無い場合は+1d6) また、以下から好きな特殊能力をひとつだけ選べます 1)筋力度15相当で噛みつき攻撃【4d8+追加ダメージ】 2)尻尾を切って逃げることができる(尻尾はしばらくすると再生) 3)色を自由に変化させて隠れることができる 4)吸盤の様な手で壁を自由に登れる 5)長時間水の中に潜っていられる 6)噛みついた際に下あごの奥から麻痺毒を出す【1d6+麻痺毒】 設定があるのはこれだけですが、もちろんこの他にもいろんな種族が存在します。 ただし、ここに記載されている以外の種族を取る場合は【特異背景】で選択してください。 |