ルフィオ HP60 Lv4 筋力度 16 器用度 18 敏捷度 18 肉体基本値 52 知力度 10 魔力度 7 魅力度 10 精神基本値 27 アノン HP60 Lv4 筋力度 13 器用度 17 敏捷度 18 肉体基本値 48 知力度 12 魔力度 10 魅力度 14 精神基本値 36 エリック HP48 Lv4 筋力度 13 器用度 10 敏捷度 13 肉体基本値 36 知力度 11 魔力度 18 魅力度 13 精神基本値 42 ロヴィン HP80 Lv5 筋力度 14 器用度 18 敏捷度 16 肉体基本値 48 知力度 12 魔力度 6 魅力度 17 精神基本値 35 ルフィオ、アノン→ロヴィン→エリック アノン、ロヴィン、ルフィオ、ゴラン チェシャ猫 ***** <<< 夜・ある森 >>> 少女 …どうしよう… 誰か気付いてくれるかなあ……。 ……― ―ナ……ここだよ… ……? …ねぇ…ここだよ…… 誰か居るの……? こっち……ねぇ…来て… 誰………? ねぇ……さみしいの…来て…… …嫌……だれっ……!? ……… ……わたし…… ――きゃああぁぁっ――! ………… ***** <<< B:Horror >>> チェシャ猫  …というわけで。 B級ホラーな世界へご案内♪ …なーんて、ちょっと嘘。 感動巨編でも何でも無く、心暖まる至って普通のお話です。 ルールは簡単、いつも通りファンブルは20、クリティカルはレベル以下で自己申告ね♪ 各種判定のときは特に何も言わない限り、クラスレベル足せるクラスはガンガン足しちゃっておっけーです。 キャラチャとおんなじに楽しんでくださいっ♪ ***** 事のはじまりはこういうことだね。 誰かが商店街で温泉旅行を当てて、ちょっとした山間にある温泉町へやってきたの。 目の前にはみんなが泊まる旅館がある。すぐ横に川が流れていて趣のある所だよ。 <<< ぬくもりの宿 あすなろ >>> 正面横に『兼高薫 世界の旅』『白い濃い人たち』『男子四名様』とか書いた板が立ててあったりして。 団体さんだと出してくれるアレだね。『〜御一行様』っていうヤツ。 旅館に入ろうとすると、6,7才の女の子が飛び出してきた。 女の子 きゃ〜(パタパタパタ) 女性 こら、エレナ!待ちなさい! あら、これは失礼いたしました。今日お泊まりのお客様ですね? わたしは女将のアイリスと申します。あれは娘のエレナ。どうにも落ち着きのない子で迷惑をかけるやもしれませんが… 女将 さあさ、どうぞ。お部屋へご案内致しますね。 朝食と夕食は広間でとなっておりますので、時間になったらお呼びいたします。 …とまあ、さっきの子供がいるまでもなくなんとなく賑やかだけれど。団体さんが来ているようだね。 **保留** あ、そうそう。くれぐれも川向こうの森にだけは入らないようにしてくださいね。 1〜2年前から神隠しにあう人がいてねぇ…昔はよく家族でピクニックに行ったものなのだけれど。 遊びに入った子供たちが帰って来ないとかね……猟師や木こりも森に入ったっきりさ。 森に入ったっきりの観光客もいたし、今年も春に興味本位で入って行ったカップルが消えたって言うし。 ほんと、どうしちまったんだろうねぇ。 ***** 川の見えるゆったりとした和室でくつろいでいると、夕食の時間になるよ。 <<< 夕食・八重桜の間 >>> なんだか人がたくさんいるね。 白衣を着ている人がちらほらと見えるよ。 さてさて。全然カンケイないかもしれないけれど魅力度判定でもしてみようか。 トン、と肩を叩かれる。 あ、やっぱり***さん。(笑) どうしたのですか、こんな所へ。 わたしは、アトリエの慰安旅行です。 アトリエの人たちが迷惑おかけしたらスミマセン… 夕食は川の幸と山の幸を使った質素だけど美味しいものだった。 そして夕食も終わり…… <<< 夜 >>> 川の流れる音が聞こえるくらい静かだね。 …まあ、たまになんか騒がしかったり異臭がしたり軽い爆発音が聞こえたりして、 『実験はしないでくださいって言ったでしょおっ!』とか、 『火薬は厳禁だってしおりに書いたじゃないですか!!』とかいう声は聞こえて来るけれど。 枕投げとかするかい?それとも男同士で語り合う?(笑) そして、短い夜は明ける…… <<< 朝 >>> そして何事もなく朝を迎えた。 早々と朝食を終えると、今日一日は夕食まで自由行動だね。 それまで特にシナリオ的な予定は無いんだってさ。 なにしてまっか?(笑) **温泉** ラジウム温泉と言って、ここの湯は飲んでも効くんだ。 ホント何にでも効くぞ〜。 冷え性や肩こりから、アレルギーや動脈硬化、皮膚疾患まで。 一年くらいゆっくり療養してく人も多いね。 温泉饅頭 温泉卵 **情報** 温泉に入ったりお土産を見たりしていると。 川の向こう側の森。 神隠しにある情報を得る。 ****** ****** <<< ぬくもりの宿 あすなろ >>> 女将 おかえりなさいませ。 そうそう、言い忘れてしまったのだけれど、川の向こうの森には入らない方が良いよ。 おや、そうかい、もう聞いていたかい…… 昔はよく家族で遊びに行ったものなのだけれどねぇ。 **保留** あ、そうそう。くれぐれも川向こうの森にだけは入らないようにしてくださいね。 1〜2年前から神隠しにあう人がいてねぇ…昔はよく家族でピクニックに行ったものなのだけれど。 遊びに入った子供たちが帰って来ないとかね……猟師や木こりも森に入ったっきりさ。 森に入ったっきりの観光客もいたし、今年も春に興味本位で入って行ったカップルが消えたって言うし。 ほんと、どうしちまったんだろうねぇ。 ***** <<< 夕食・八重桜の間 >>> またアルケミスト40人に混じって夕食でし。 席に着くと、隣から何か紙が回ってくる。…はじっこの人誰だろう(笑)
『 うちのエルリム知りませんか? by 師匠 』
って書いてある。 …でまあ同じように隣に回すのだけれど…各人、知力度判定。 ●知力度判定● 今日の料理は猪肉が入っていて美味しそうだ。 隣の女の子が紙を見た瞬間ちょっと止まったのに気がついた。 が、その女の子は何事も無かったように次の人に回した。 食事中も、少しそわそわしているような感じがした。 問いつめると白状する。 な、なによぅ…… しらないっ!エルリムのことなんか知らないもんっ! だってだって、エルリムが…エルリムさえいなければ……(泣) エルリムさえいなければ、わたしがいちばん年下だったのに!!(涙) わたしだってまだ、まだ17になったばっかりだもん!うえ〜ん(泣) でも、森に行ったっていうのは嘘じゃないよぅ(泣) 本当に森に散歩に行ってたもんん……帰ってきたけど(泣) そのあとで聞かれたんだけど(涙) <<< 神隠しの森 >>> 当然だが、もう日は落ちていて森は真っ暗だ。 …と、各人知力度か魔力度好きな方で判定。 ●知力度or魔力度判定● 森の奥から白い煙が一筋、立ち上っているのに気がついた。 フクロウの鳴き声が聞こえた。 白いフクロウを見つけた。 森の奥から、微かに悲鳴が聞こえた。 暗い森の中を照らしながら歩く… 虫の鳴き声や、木々が風でかさかさ揺れる音が聞こえる。 フクロウの鳴き声も聞こえるね。 転ばないように注意して歩いてね…各人、敏捷度判定。 ●敏捷度判定● 木の根に足をとられて転ぶ。 ちょっとしたガケになっているようだ。 下から微かに煙が登っているのが分かる。 ***は、ふと気がつくと足下に地面が無かった。 まあ、ちょっとした崖になってたんだね。 崖下に人影が横たわっているのが見えた。 声をかけると、人影はゆっくりと身を起こしてこちらを見上げる。 エルリム ……誰? 急な傾斜だからキツいけど、身軽なヒトなら降りれないこともない。(たぶん) 崖を降りる時。 ●器用度判定。● 落ちた…が、あんまり痛くない。 下にエルリムがいまし。 っぅ…… 捻挫はヒーリングでなおせまし。 おししょう様を捜しに来ていたのですけれど、うっかり足を滑らせて落ちてしまって… その時に捻挫しまって。 どうにか戻ろうと努力はしたのですけれどねー…余計足を痛めるだけでした。 足や腕に、崖から落ちた時にできたのか小さな切り傷や擦り傷がある。 あと見えない部分では打撲と捻挫。 声が聞こえて……少し注意力が欠けていたのかもしれません。 ホラ…… ●全員、魔力度判定● みんなには何も聞こえない…。が、 そっち… エルリムが腕を上げて、森の奥を指をさす。 ***はエルリムから少し違和感を感じたような気がした。 ***は、確かに、奥から何かを感じる。 行かなければいけない気がする。 奥へ進むと、少し空気がひんやりしてきたような気がする。 ふと気がつくと虫の声が聞こえなくなっていて、やけに静かだ。 さっきと逆にちょっとした絶壁があって、少し斜面が崩れている。 ***は気がついた。崩れて落ちてきたらしい、大きな岩の向こう側に空洞があるようだ。 ●筋力度判定● 岩は軽く転がった。 そして、洞窟が暗い口を開けている……。 <<< 神隠しの洞窟 >>> 真っ直ぐな洞窟を進んでゆくと、ふっと開けた空間に出た。 薄暗くてよく見えないが、円形の広間の壁際に何かがたくさん置いてある。 人形だ…… くす… ふとエルリムがみんなから離れて、部屋の真ん中に進み出る。 (発言色変え) …ねぇ…おにいちゃんたちもわたしのお友達になって…? くす…このおねえちゃんはもう…おともだちだよ…… そう言うと、エルリムはお人形さんになってとさりと床に落ちる。 宙には薄赤い淡い光が残って、ふわふわと小さな女の子のかたちを取る。 アンデッドではないのでターンアンデッドは効かない。 いつの間にか、通ってきた通路が見あたらない。閉じこめられたようだ。 わたし、セレナ。 ルフィオ、アノン→ロヴィン→エリック 人形を見てるひと、知力度か魔力度で判定。 ●知力度か魔力度判定● 数体の男の子の人形、弓を持った人形、薪を担いだ人形、若い男女の人形、麦わら帽子をかぶった女の子の人形…… 麦わら帽子をかぶった女の子の人形が気になった。 おともだちになってくれないの…? おせっきょうするひと、キライッ! 足元の石や岩がふわりと浮き上がって飛んでくる。全員回避。 ●回避● きゃあぁっ! ロヴィンが斬りつけると、一瞬女の子の姿が揺らぐ。 が、またすぐに戻ってロヴィンを睨み付ける。 乱暴なひと、キライッ…! ロヴィンに薄赤い光がまとわりついてくる。 魔力度抵抗。 ●魔力度● ロヴィンは…人形になる。 きゃああっ…あぁ……エレナ…… ぱあんと光が砕け散って、女の子の人形はぽとりと床に落ちる。 砕け散った光がきらきらと人形たちに降り注ぐと、人形たちは人間に戻り始めた。 ロヴィンも元に戻るよ。 通路も元通りになっている。 洞窟のなかは一気に賑やかになった。(笑) ぞろぞろと宿へ戻る…… <<< ぬくもりの宿 あすなろ >>> おや、これは…… ああ、あんたたち、無事だったかい? 森に入ったって聞いて心配してたんだよ。 あら、これは。神隠しにあった人たちじゃないかい。 助けてきたのかい? ありがとう。 アノンが持った人形に目を留める。 おや、その人形は。 娘が妹のようにかわいがっていた人形じゃないかい。 昔ピクニックに行った時に持っていって、無くしたって散々泣いていたと思ったのだけれどねえ。 と… セレナっ! エレナがパタパタと走ってきて人形に飛びつく。 セレナ、ごめんねっ。(人形をぎゅうっと抱きしめる) おにいちゃん、セレナを見つけてくれてありがとうっ! エレナの胸に抱かれた人形―セレナが、心なしか嬉しそうに見えたのは気のせいではないだろう。 その後、神隠しも無くなり。ぬくもりの宿は今日も温泉宿として賑わっているそうだ。 <<< END >>>